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施工事例

2021.05.30

新潟市中央区H邸屋根工事

当初、室内建具にシミがあるという通報を受け、
室内建具を見に行くと、建具が膨れており、室内に雨染みがあった。
室内の雨染みを良く見せて頂くと、天井にもとどこどころシミがあったので、
外部の調査を行う事とした。

外部は見た目で分かるのは1カ所隅柱の部分の外壁が割れており、
水が侵入している場所が一目瞭然であった。

ウッドショックになっている状況下で、
材料もままならない観世ではあったが、
おおよその概算工事費を提出し、
完全な原因追及まで解体する事とした。

写真で説明もするが、軒先全てで雨漏りが発生しており、
屋根下地が腐っていた。腐っている部分を確認し、
最終的には屋根のカバー工法とする事としたが、
屋根の再度板金工事を行うため、塔屋の外壁を撤去し、
板金を施工し、外壁を施工し、ふかした分笠木を大きくする工事を行った。
雨樋の部分についても外壁を張り、破風を張り、雨樋を付ける工事を行った。途中で塗装工事が一部入った。

工事は材料と雨(天候)の関係があったが
休みを入れず10日で工事が終わった。

※各写真に施工コメント記載してます。

  • まず、事前調査で分かったことが外壁が割れて雨漏りを起こしていることだった。
  • 雨樋を外し、金具を撤去し、その下になぜか貼ってあった板金を撤去した。
  • 板金を撤去すると湿っている破風が現れ、ボロボロ崩れる状態だった。
  • 軒先が腐っていることが分かったので、外壁の上から30cm程度にカッターを入れ、外壁を撤去。
  • 外壁を撤去すると、やはり軒先が腐っているのと、角の通し柱が腐っていた。
  • 角の通し柱にはシロアリ被害はないが、雨水の侵入を許した跡が見られた。
  • 軒先の腐食の原因は雪止め金具である事が判明。雪止め金具の下にある全ての下地合板が腐っていた。
  • 塔屋の角も確認。板金を施工する関係で、塔屋の下部にも板金を立ち上げるために外壁を一部撤去。
  • 塔屋の外壁を撤去すると通気シートが二重に貼られていた。外壁を張り替えた様子が無いため、建築当初から何か不具合があり二重の通気シートが巻かれていた模様。
  • 被害の大きい部分は調査のためにさらに解体を行う。被害の全容が明らかになり、改修方針が個々で決まったため、施主と要相談。
  • 屋根垂木から生きており、天井裏断熱材には被害が無かった。現状の屋根を剥いでも効果が薄いことを考え、屋根をかぶせる工法とした。写真は屋根垂木上に根太垂木を施工中。
  • 屋根の下地合板張り。
  • 屋根下地は合板を二重張とし、剛性を持たせた。
  • 改質アスファルトルーフィング張り。
  • 雨樋の下の外壁を撤去した部分に同じ厚さの窯業系サイディングを施工。
  • 窯業系サイディング張りが終わって、周囲をコーキング処理。
  • 既存の屋根の出は引っ込めて、腐っている部分を撤去し、新しい屋根の部分を工事前と同じ程度出した。
  • 水下に板金で唐草取付け。
  • 板金工事終了後、塔屋も外壁工事をし、周囲をコーキング処理。
  • 出隅と入隅がある部分は役物と、コーキングで処理し、雨水が侵入しないよう重ねて下地調整を行った。
  • 破風板は同じ窯業系サイディングとした。
  • 外壁貼って、コーキング後、外壁を張った部分とその他の一部の部分を塗装した。
  • 塔屋からの雨樋施工。
  • 最初に撤去した雨樋も施工。工事完了。

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